プランティングフラワーはお年寄りの方だけのアートではありません
プランティングフラワー協会の前身は「高齢者アート研究会」。
「高齢者アート研究会」代表・長瀬が介護施設での勤務の中で、「お年寄りにアートを提供したい!」と「ゴミ問題を何とかしたい!」との思いから、プランティングフラワーを開発いたしました。
長瀬は、勤務先のデイサービスや地域のデイサービスでプランティングフラワーのご提供を開始しました。
そこで、お年寄りに喜ばれていることの手ごたえを感じました。
これを勤務先や地域のデイサービスだけではなく、多くの介護施設のお年寄りにもお伝えしたいと考えました。
そこで、「高齢者アート研究会」を設立し、主に介護関係者様向けに教える「プランティングフラワー教室」を始めました。
教室を始めると、お年寄りではない大人たちもプランティングフラワーを楽しまれていることがわかりました。
生徒さん方との交流の中で、プランティングフラワーが子どもからお年寄りにまで喜ばれるアートであることが想像から確信へと変わったのです。
確信のひとつは、介護関係者様以外の生徒さん方はプランティングフラワーに惚れて、ご自身で制作したくなってのご参加だったからです。
そんな中で、長瀬は子どもへのプランティングフラワーのワークショップを検討したり、大人のためにカルチャーセンターで講座を持つことを夢見ました。
そんな長瀬の想いは現役引退してから叶うのです。
昨年の秋に小学生向けのプランティングフラワーのワークショップを開催。
今年の秋はカルチャーセンターでプランティングフラワー講座を開催。
夢は叶うのですね。
どちらも先方さんからのオファーで実現にいたったのです。
現在、このプランティングフラワー協会でご提供しているのは、プランティングフラワーの「初級コース」12課題と「上級コース」15課題と検定試験です。
初級コースは全課題の履修が必須ではありません。
上級コースは全課題履修後、検定試験合格を経て、会員登録をされると、「プランティングフラワーコーチ」としての活動ができます。
介護関係者様以外の生徒さん方も楽しまれています。
それぞれのコースで基本を学ぶことで応用ができるようになるからです。
新幹線で通ってくださっているある生徒さんは
「プランティングフラワーは私の生きがい!」
と仰ってくださいます。
そんな彼女は、初級コース修了後、上級コースへ進みました。
ご受講のたびにご自宅で制作なさった作品をいくつもご持参され、私のアドバイスを求めるほどに熱心です。
300km以上の道中は長いので、携行しやすいように自作のコンパクトなプランティングフラワー・ケースまでお作りになりました。
私はどなたにも初級コースの継続や、ましてや、上級コースに進むことをお勧めしていません。
それが協会と開発者・長瀬のポリシーだからです。
ご受講は生徒さんの自由なのです。
それでも、プランティングフラワーに惚れて学んでくださる生徒さん方がいることは感謝しかありません。
これからも、お年寄りへのご提供のポイントはしっかりお伝えしつつ、生徒さん方に楽しんでいただける教室を目指してゆきたいと思います。
介護関係者の生徒さん方、介護関係者以外の生徒さん方、いつもありがとうございます。
そして、プランティングフラワーを学びたい方はどなたも大歓迎です。