ユマニチュードの「見る」ってどんな「見る」?

4年程前に、認知症のケアの技法である「ユマニチュード」を知りました。

「ユマニチュードの哲学は、『あなたは人間』で『そこに存在している』と伝えることです。」

そして、今回は、少し前に掲載のヤフーニュースのユマニチュードの記事を紹介します。
→ ✩(追記:現在この記事は削除)

先月に、ユマニチュードの創始者のイブ・ジネスト先生と日本で広めている本田美和子先生(医師)が、参議院議員会館にて講演を行いました。その講演会に参加いたしました。

フランス発の認知症ケアの技法「ユマニチュード」の4つの柱である
①見る

②話す
③触れる
④立つ

の実践映像は驚きの連続です。
寝たきりの方が歩いたり、不穏な表情が笑顔に変わったり。
ケアをさせていただけなかった認知症の方が心地よくケアをさせていただけるようになったり。
これらの4つの柱を技術として意識的に行った結果です。
 
私も職場である介護施設でユマニチュードを実践しております。
もちろん、①の「見る」は毎回意図的に行っております。
この「見る」は「see」でも「look」でもなく、「gaze」と表現されていました(この講演は同時通訳付きの英語)。
まさしく、笑顔(これも意図的に)で利用者様を「gaze」し、「gaze」を継続しながら挨拶をすると、ほぼ100%で笑顔で応じてくださいます。

そこからケアは始まっているのです。

介護で接し方の糸口を見失いそうになっている方は、ぜひ上記のリンク先の記事をお読みください。

認知症の方に「優しさを伝える」技法があることとその重要性に驚かれるかもしれません。
蛇足ながら、執筆者にも驚きますよ。

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