介護施設で目玉となる「アクティビティケア」を打ち出すことが営業戦略となりうるのか

(施設で行われる)アクティビティケアとは、

・運動(体操、散歩、卓球等)
・音楽(歌、演奏、鑑賞等)
・趣味(園芸、料理、茶道等)
・手工芸(折り紙、編み物等)
・ゲーム(囲碁・将棋、トランプ等)・・・等

その人に合ったさまざまなアクティビティをケアの一環として提供することです。
生活の改善や活性化に繋げることが目的です。

では、これらをケアマネジャーや見学者の方々にご説明をすることは、効果的な営業トークになるのでしょうか。

これらはごく当たり前にどこの施設もご提供されているので、選ばれる施設となる営業トークとしての効果が絶大とは言えません。しかし、これをお伝えしないとアクティビティケアに消極的な印象を与えかねません。

今後、介護施設をご利用されるであろう団塊の世代である昭和22~24年生まれの方々が平成29年(2017年)から70歳になります。
「戦前生まれ」「金の卵」世代の方々よりもより多くのアクティビティ(活動)に触れて古希をお迎えになります。
そして、団塊の世代のキーパーソンとなるお子様たちは「バブル世代」であったり、その時代をご存知の方々。
こういった状況を踏まえると、選ばれる施設となるためには従来のアクティビティケアに加えてより魅力的なアクティビティケアもご提案していく必要性があります。
しかし、介護施設の予算は厳しいもので、あまり費用はかけられません。
慢性的な人手不足で、職員にアクティビティケアを指導できる人材も多くはありません。
国からのある程度のバックアップが欲しいところですが、現実は厳しいでしょう。

各施設は先にあげたアクティビティケアは実践されていらっしゃることでしょう。
機能訓練も細やかに行われていることでしょう。

そこで、選ばれる施設になるために目玉となる「アクティビティケア」をアピールするのはいかがでしょうか。
当協会では、そんなアクティビティケアとして最適なプランティングフラワーを職員さんを対象にご指導しております。プランティングフラワーを施設でご提供時のリスクマネジメントやトークのポイントもお伝えしております。このプランティングフラワーは廃材のリサイクルや100円均一ショップ、文房具店、手芸店等身近で安価に材料が調達できます。

横浜・東京教室、大阪教室合わせて、北は新潟県・福島県から南は山口県の1都1府8県30名を超える生徒様方がそれぞれの施設でご提供され、ご好評を得ております。そして、継続的にご提供され、プランティングフラワーを制作したくて通所をお決めになったご利用者様もいらっしゃいます。

しかし、選ばれる施設になるためにいちばん大切なことは雰囲気の良い施設であること。

ケアマネジャーやキーパーソンであるご家族様、お年寄りの方は、ご見学の際に介護施設の雰囲気をよくご覧になっています。
職員さんが見学者の方々に自発的に笑顔でご挨拶ができる環境をじわじわと築かなくてはなりませんね。

営業戦略には、こういった無言の営業トークが大前提なのです。

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